【2023年初詣】新年にお参りをしたい京都の神社【うさぎ年】



KYOTO LETTER 編集部

年の瀬を迎え、2022年もあとわずか。そろそろ考えておきたい、翌年の初詣に行く神社。 2023年の干支は「うさぎ」です。京都にはたくさんの神社がありますが、うさぎ年だからこそお詣りをしておきたい神社や、初詣には欠かせない京都の定番の神社をご紹介いたします。

【縁結びと子授けの東天王岡﨑神社】


東天王岡﨑神社とは?

岡﨑神社は、京阪電車の神宮丸太町駅から東に20分程歩いたところにあります。平安神宮や金戒光明寺などの有名な寺社仏閣がある岡崎エリアに位置しており、大きな駐車場も整備されているため観光のしやすいエリアです。

岡﨑神社はかつて京都に平安京が作られた際に、その平安京を守るために四方に置かれた鎮守の一つとされ、都の東に位置することから東天王と呼ばれるようになりました。またご祭神がたくさんの子宝に恵まれたことから、縁結びや子授け、安産にご利益がある神社として古くから知られています。


うさぎの神社

かつて、岡﨑神社周辺の山は野うさぎの生息地でした。うさぎはたくさんの子供を産む動物として知られており、そこから転じてうさぎが神の使いとして、子授けの信仰を集めるようになりました。そのため境内には、あちこちにうさぎの石像が置かれています。

一般的な神社であれば狛犬が設置されている場所に、とても可愛らしいうさぎが鎮座している様子は他の神社ではなかなか見られません。思わず写真を取りたくなるような珍しい光景で、岡﨑神社の象徴とも言える存在です。


うさぎでご利益を

岡﨑神社には珍しいおみくじがあり、それが「うさぎみくじ」です。うさぎの身体の中におみくじが入っていますが、実はそのうさぎは一つ一つ少しだけ表情が異なります。たくさんの中から気に入った顔のうさぎを選んで、そのおみくじの結果を見るのも楽しいかもしれません。

また本殿の手前にある手水舎には、「子授けうさぎ」の像があります。一生懸命力を込めて、月の力で体内を満たしている姿を表しているそうです。像に水をかけてそのお腹をさすりながら祈ると、子宝と安産に恵まれると言われています。


拝観情報

住所:   京都府京都市左京区岡﨑東天王町51番地
電話番号:075-771-1963
営業時間:9時00分~17時00分
休業日:無休
公式サイト:https://okazakijinja.jp/




【初詣の定番、伏見稲荷大社】


伏見稲荷大社とは?

京都市内の南、伏見に位置する伏見稲荷大社は、稲を象徴とする稲荷信仰の中心地であり、元々は五穀豊穣の神様でした。その後時代が経つに従って、商売繁昌や家内安全、諸願成就の守護神として篤く信仰されてきました。

伏見稲荷大社は、全国に30,000社もある稲荷神社の総本宮とされています。そのため全国各地から人が絶えず、初詣においては近畿圏でも有数の参拝者が訪れる神社です。


千本鳥居だけではないその魅力

伏見稲荷大社と言えば、千本鳥居を真っ先にイメージされる方が多いかと思います。美しい朱塗りの鳥居が建ち並ぶ光景は圧巻で、思わず写真を取りたくなる景色です。

境内を進んでいくと、稲荷大神の使いであるキツネの像を何度も見かけます。一つ一つの像もそれぞれ姿や表情が異なるので、その違いを見つけるのも楽しいかもしれません。

また伏見稲荷大社が位置する稲荷山全体が信仰の対象となっています。そんな標高約233mの山は、一周約2時間かけて巡ることができます。ただの登山ではなくあちこちにご利益のある場所がたくさんあるので、あっという間に頂上まで登ってしまいます。休憩スポットもいくつかあるので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか。


拝観情報

住所:   京都府都市伏見区深草薮之内町68
電話番号:075-641-7331
時間:24時間参拝可能(授与所 8:30~16:30)
休業日:無休
公式サイト:http://inari.jp/



まとめ

2023年の干支はうさぎです。初詣の定番の伏見稲荷大社、あるいはうさぎ年にちなんだ岡崎神社、宇治上神社はいずれも見所が満載です。是非訪れてみてはいかがでしょうか。

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