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物語は多くの方に伝わる

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映像プランナー/ディレクター

阿江天規さん

■阿江天規

1997年生まれ、兵庫県出身。京都精華大学芸術学部映像コースに入り、映像を学ぶ。在学中に自主制作として、短編映画を主に制作する。2019年に短編映画『言わないと、』を制作し、第32回東京国際映画祭ショートフィルムコンテストで優秀賞を受賞する。

2020年に映像制作を中心とする「Teiria」を創り、幅広い映像の仕事で企画・ディレクションまで担当する映像ディレクターとして活動している。

映像の全体を構成する仕事

フジタ

今日はよろしくお願いいたします。はじめに詳しく教えていただきたいのですが「映像ディレクター/プランナー」というのはどういったことをされるのでしょうか?

阿江さん

はい、よろしくお願いいたします。まず、「映像プランナー」というのは、お客様が「映像で表現したいコンセプトなど」を絵コンテや字コンテと呼ばれる構成物で骨組みを作る仕事ですね。

フジタ

あ、絵コンテとかを作られるポジションなんですね!

阿江さん

はい、「映像ディレクター」っていうのは映画の監督を想像していただいた方がわかりやすいと思います。カメラで撮影したり編集したりというのは基本しないのですが、撮影現場で、構成した絵コンテに沿ってモデルさんやカメラマンに指示するっていうお仕事ですね。

フジタ

なるほど、全体の構成を考える仕事なんですね。

阿江さん

はい、事例をご紹介すると…挑交会という京都を中心に茶道具職方として活躍する、次代を担う若き工芸作家八名による会のPVの「映像プランナー兼ディレクター」を担当させていただきまして。

フジタ

おぉ、かっこいい…。

阿江さん

これも、カメラマンさんとエディターさん(動画編集)が僕以外に参加していまして、僕はまずクライアントさんに「コンセプトや伝えたい思いなど」をヒアリングします。 それを絵コンテや字コンテにして、カメラマンや編集に共有します。そこから細かく調整して、実際に撮影・編集をしてもらうっていう作業をしています。

フジタ

そういった順序で映像を制作しているのですね。確かにこのような構成がないとカメラマンさんも現場に行くのはいいけど何をどう撮ったらいいか分からないですもんね。

阿江さん

そうですね、なので実際に撮ったり編集したりがメインではないのですが大事な部分なんです。

【実際の字コンテというものを「KYOTO LETTER」のサイトを題材にストーリー性のPR映像を作ると仮定して作っていただきました!!こういったものを骨組みにして実際に映像にしていくんですね。】

「誰もが心を動かされる」もの作りたい

フジタ

ありがとうございます。経歴にある「第32回東京国際映画祭ショートフィルムコンテストで優秀賞を受賞する」ってすごいですね。

阿江さん

ありがとうございます。

フジタ

映画的な評論の部分は分からないのですが、ストレートに「言葉にしないと伝わらない」という部分を映像にしていて広告的にもとても面白いなと思いました。

阿江さん

そうですね、「分かりやすく」っていうのを重視していて、僕の中で映像の理想は「誰もが心を動かされる」ものを作りたいと思っています。なので間接的だったり意味を重ねたりすることよりも分かりやすさに価値があると僕の中では思っています。

フジタ

確かに、ハズキルーペのcmがバズったのってストレートに伝えた結果ですもんね。笑

阿江さん

やっぱり、老若男女関係なく心が動くものが映画でもCM映像でも一番すごいなと思っています。

フジタ

ありがとうございます。では、ご自分の得意なことや強みだと思う部分を聞かせてください。

阿江さん

そうですね、先ほどご紹介しました映画のように、軸となるコンセプトをおき、それに沿ったストーリー性の映像制作や脚本作りが得意ですね。あとは、映像制作での音の録音・整音作業が得意です。

ストーリー性は「知ってる人でも知らない人でも」商品や映像の捉え方をできるだけ一緒にできる

フジタ

例えば、PR映像で、ストーリー性を高めた映像にすることはどういったメリットがあるのでしょうか?

阿江さん

そうですね…少し難しいのですが、その映像にストーリー性を与えることでPRする商品を「知ってる人でも知らない人でも」商品や映像の捉え方をできるだけ一緒にできると思っています。

フジタ

商品・サービスの伝えたい核のメッセージの部分ですね。 例えば、この工芸作家の映像で、阿江さんのこだわりの部分などありますか?

阿江さん

こういったストーリー性の少ない映像でも、職人さんの「顔」を絶対に写すことによってそれぞれの職人さんがこれまで歩んできた「物語」を想像できるように工夫しました。

フジタ

本当だ、職人さんの顔がはっきりわかるようになっている。

阿江さん

今回は人がメインではなく工芸品がメインでした。だけど、作っている職人さんの顔を入れるだけで出来た工芸品の伝わり方も「違う」と思ったのでこういう構成にさせてもらいました。

フジタ

ストーリー性を大切にする阿江さんならではのエッセンスなんですね。 では、次に、ご自身で苦手なことや少し弱点だなと思う点があれば教えてください

阿江さん

モーショングラフィックスなどは少し苦手なジャンルです。

フジタ

ロゴを動かしたり、エフェクトを付けたりするやつですよね。

阿江さん

撮ったものを繋げたりなどの簡単な編集などは可能です。このTHISPHOTOのワンちゃんの撮影サービスの動画などは構成と編集もやっています。

フジタ

可愛い!こういった編集でも大丈夫という方も結構いそうですね!

阿江さん

ありがとうございます!

伝えたいキーワードで構成を考えることもできます

フジタ

では、最後に記事を読まれる方に伝えたいことやメッセージがあればお願いいたします。

阿江さん

商品やサービスをPRする時にどういう映像にしたいかよく分からない方、一度ご相談いただけましたらお話をお聞きしてそのいくつかのキーワードで組み立てることもできますので是非よろしくお願いいたします。

フジタ

特にストーリー性を入れたい方も是非お問い合わせくださいですね。

阿江さん

今日はありがとうございました。

フジタ

ありがとうございました。

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