他では使えないデザインを

お客さんに寄り添って

お客さんに寄り添って

グラフィックデザイナー

石原 利貴 さん


■石原 利貴
1982年生まれ、京都出身。

京都のデザイン事務所にて7年間勤務し、2010年独立。

現在は大阪で、企業やショップ等のロゴデザイン制作を中心業務として活動。

日本タイポグラフィ協会会員。

趣味で「知り合った人の名前ロゴを勝手に作る」活動を行い、また研究として「ロゴ日記」にも取組んでいる。


もっと広告的な仕事をしようと思い独立した

フジタ

本日はよろしくお願いいたします。

石原さん

よろしくお願いいたします。

フジタ

早速ご経歴についてお伺いしたいのですが、京都出身で、美大を卒業してそのまま京都のデザイン会社で働いていたのですよね?

石原さん

そうですね。嵐山の近くの事務所で7年ぐらいですかね、7年ぐらい勤務して、独立みたいな感じです。

フジタ

その時からロゴがメインだったんでしょうか?

石原さん

あまりやっていないですね。

フジタ

チラシとかは…?

石原さん

チラシとかもやっていませんでした。 とあるメーカーとの取引がメインでやっていまして、販売される商品にロゴがあって、その周囲に模様とか入っているのですが、そう言ったあしらいをメインにやっていました。

フジタ

プロダクトデザインみたいな感じですか?

石原さん

というほどではないですけど、本当に模様を作っているって感じですかね。

フジタ

そういうことをされていたんですね。

石原さん

そういうことを7年ぐらい事務所でやっていました。

フジタ

でも結構ロゴっぽいというか。

石原さん

基本は商品名の文字なのでマークはあまり付いたりしないですね。毎年商品が少しリニューアルされるので、どう文字を入れたり、線を入れてその商品らしさを出したりするのかを研究している感じですね。

フジタ

なるほど。ありがとうございます。そして、こちらで7年間勤めて、独立をされているんですよね。

石原さん

そうですね。独立するつもりじゃなかったんですけども、もう少し広告的な仕事とかもやっていきたいと相談したんですけど、うちはそういうのはやらないと。

ロゴ事例

フジタ

相談はされていたんですね。笑

石原さん

そうですね。ということでだったら転職しようかなと最初思ってて、でも転職をしようと活動しても、広告のチラシとかカタログを作っている会社を見ても、門前払いなんですよほとんど。事例でこういう商品のデザインをしていましたと伝えても「えっ、カタログのデザイン経験はないの?」というような感じになるんです。

フジタ

なるほど…。

石原さん

そういった形でなかなかうまくいかないし、たまに採用されて行ったところもあったんですけど、そういうところはやっぱり人手不足でものすごいハードで。2週間ぐらい帰れないのは当たり前、みたいな…。

フジタ

きっついですね…。

石原さん

贅沢かもしれないけどちょっと無理かなというのがあって、ほとんどノリと勢いで、「もうええわ、独立するわ!」でしました。笑

フジタ

勢いでされたんですね!笑

石原さん

そうなんですよ。笑

フジタ

でも、その勢いで11年されているんですもんね。凄い。

石原さん

意外と11年ぐらいになりますね。

ロゴ事例2

フジタ

その時は新しい仕事とかどのように取りに行ってたんですか?

石原さん

元の会社から仕事もらったりとかもほとんどなかったですし、営業先を開拓することもなければ、人脈もないので最初は何もなくて…。とりあえず全然仕事と関係ないアルバイトを京橋でしていました。

フジタ

大阪の京橋でされていたんですね。笑 何をされていたんですか?

石原さん

携帯電話の登録センターがあるんですね。そこでアルバイトしていました。

フジタ

本当に関係ないですね。笑

石原さん

全然関係ないです。笑

フジタ

京都出身で大阪に出てきたのは何故ですか?

石原さん

妻が和泉の人で、僕がそっちに移ってきた感じですね。

フジタ

独立している時は、ご結婚されてたんですか。

石原さん

そうですね。一緒に住んでいたので、結婚していたみたいなもんですね。

フジタ

そうなんですね。確かに結婚されていたら、とりあえずバイトしないとですね。


覚えてもらう武器=ロゴデザイン

石原さん

生活しないといけないので、バイトに行きながらいろいろやってみました。

フジタ

どういったことをされていたんですか?

石原さん

タウンワーク見て、ロゴなさそうなとことか、あまりデザインとかやってなさそうなところにメールを送ってみたり、とかしょうもないDM作って送ってみたり。笑 あとは、交流会に行ったり、友達に作ってもらったホームページに、習作的に作ったロゴなどを載せていましたね。あと今でいうランサーズみたいなサイトがあったんですよ。

フジタ

あったんですね。

石原さん

コンペですけど、実績になるかなと思って、投稿したりとか。交流会とか行ってもグラフィックデザイナーの石原ですって名刺渡しても、死ぬほどそこら中にいるわけですよ。

フジタ

たしかに。笑

石原さん

ですので覚えてもらえないんです。何とかして覚えてもらいたかったので、なにか武器とか特徴があった方がいいんじゃないのかと思って、じゃあロゴ好きやしな、とか思ってロゴデザインをすると決めたんです。実績はないですけど。笑

フジタ

ここでロゴに決められるんですね。笑

石原さん

実績もないんですけど、名刺に当時は少なかったんですけど「グラフィックデザイナー」って書きつつ、「ロゴデザイン」という文字をわざわざ入れたりとか、名刺渡すときも「ロゴデザインをやっている石原です」とか、ホームページも僕のサイトを見たらまずロゴが一番に出てくるようにしたり、実績もロゴだけのページも作って、これ見たら、この人はロゴの人やなと。

フジタ

今もそうされていますよね。

石原さん

そうですね。意識的にそうしています。 今はTwitterとかでロゴデザイナーみたいな人も結構いますけど、当時は全然本当にいなかったので。

フジタ

へー、なるほど!

石原さん

こういう武器とかないと覚えてもらえなかったので。そこからちょっとずつお仕事を頂けたりとか、同業者さんでもグラフィックデザイナーとかWEBデザイナーやけど、ロゴが苦手という人はけっこう意外と多かったりするので、そういう人がロゴの仕事の時に紹介してくれたりとか。

石原さんの屋号ロゴ

フジタ

徐々に増えていったのですね。今はこいうサイトも作られているんですよね。分かりやすくてとても良いですね!

石原さん

ありがとうございます。一応こちらが私のメインのサイトではあるんですけど、SEO対策は全くしていないから普通には辿りつけないので、もう少し、初めてデザインを依頼する人、それから初めて開業する起業する人向けに分かりやすいサイトを作ろうと思って作ったのがこちらのロゴのサイトですね。



▷石原さんメインサイト


▷ホタルロゴ


フジタ

ここが一般の方向けなんですね。

石原さん

そうですね、基本は独立して初めてデザインを依頼する方がメインです。最近はクラウドソーシングみたいなところは嫌で、少し料金は高いかもしれないけど、ちゃんと考えてくれる人がいいって方が増えていますね。

フジタ

そうなんですね。サイトとかにどういったスタンスで取り組むか、とか料金も明瞭にされていますよね。

石原さん

そうですね。ちゃんと考えてもらって作って欲しいという方も多くいらっしゃいますし、分かりやすいように書いています。

フジタ

KYOTO LETTERのコンセプトで、個人の方がデザイナーさんとかにお願いするハードルを、このインタビューとかして下げたいなと思っているんですけど、石原さんはこういう「どうしたら分かりやすくなるか」みたいなところを凄く考えてらっしゃるなと思っていて、そこがとても良いなと思っていました。

石原さん

ありがとうございます。そうですね。それこそクラウドソーシングもあれば、色んなサイトがあったり、何ならもうキーワード打ったらAIが自動で作ってくれるサービスもあるじゃないですか。なのでデザイナーも黙って構えている時代ではないと思うので。笑

フジタ

なるほど。笑

石原さん

俺の価値が分からんやつはいいって人も当然いると思うんですけど、だけど今の状態というのは、お客さんが簡単にパソコンでパパッって頼める反面、デザイナーはどうしてもみんな仕事が欲しいから、値段がどんどん下げていくばっかりでどんどん価値が下がっているんですよね。  

フジタ

そうですね。よくそういうサイトでも5000円〜とかも見かけますもんね。

石原さん

  ロゴデザインってそんな価値?って思いますし。それこそ、デザイナー自身もなんで価値があるのか、とか自分がどれくらいの想い・どういう考えを持って、何故価値があるとか、どういう意味があって作っているかを自分たちが発信していかなきゃいけないと思っています。

フジタ

いやー、本当にそうですよね。

石原さん

そう思ってこういうサイトを作ってなるべくけっこう細かく書いたりとか、わざわざ「初回案はこう、修正案はこう出しました。」とか、「デザインを作ることに意味がありますよ。」ってことをちゃんと発信して、伝えていかなきゃいけないと。そうしないと自分の仕事が来る来ないとかももちろんあるんですけど、「デザイン」自体の価値が下がっていくと思うんです。

フジタ

KYOTO LETTER自体もクリエイターさんの単価とかは全く載せていなくて、クリエイターのスタンスとかクリエイティブで判断してもらって、実際依頼したいと思ったらお問い合わせしてもらったり、石原さんのようにサイトに値段が載っているならそこから判断してもらうほうが、値段勝負になったら意味がないなと思っています。

石原さん

そうですね。サイトには本当に分かりやすくってことで値段は書いているんですけど、書いてないにしてもやっぱりちゃんと自分のスタンスを伝えないといけないと思いますね。

フジタ

確かに。ロゴ日記とかいいですよね。

石原さん

突然始めたやつなんですけど。笑

フジタ

印刷したやつ凄いカッコいいです。

石原さん

ありがとうございます。笑

フジタ

これも知ってもらう一つですよね。

石原さん

そうですね。これについては基本僕自身の研究みたいな要素が強いのであまり反応とか気にしていないんですけど、興味を持っていただいたらすごい嬉しいですね。

フジタ

ロゴでいこうと思ったのはそういう戦略もあると思うんですけど、前から元々ロゴや文字は好きだったんですか?

石原さん

そうですね、昔からというわけではなくて、大学の時なんかは意味が分からなかったです。笑

フジタ

ええ!笑

石原さん

チラシとかポスターとかに憧れていたんですが、基本的にポスターかっこいいと思っていて、ロゴって文字やんという感じで。大学の評価もめっちゃ悪かったです。

フジタ

なるほど。笑

石原さん

2回生あたりからちょっと興味持ち出したりとか、ただの文字やと思ってたけど、こんな力あるんかとか、こんなカッコよく見せれるんかとか思い始めましたね。

フジタ

触れていくにつれてなんですね。

石原さん

そうですね。僕は古代文字とかがすごい好きで、記号みたいな文字とか、アジア系の文字とかがすごい好きなんですけど、そこからタイポグラフィー協会に入ったりしました。

話を聞いてクライアントに寄り添う提案を

フジタ

ありがとうございます。質問になりますが、打ち合わせの仕方などを教えていただけますでしょうか?

石原さん

そうですね、今はこっちから提案はしづらいんですけど、基本は会いに行きたいタイプです。コロナの前までは必ず会って、滋賀だろうが京都だろうがお会いしに行って直接話をするのは絶対でした。サイトでも載せているので、逆に問合せしてくれる人は会いたいって方が多いですね。

フジタ

絶対お会いしていたんですね!

石原さん

ただ、もちろんお客様の要望もあるので、会わなくてもできるのはできるんです。ただ同じ納品するにしても、僕の場合はお会いしたほうがよりそのお客さんに沿っていると感じていますね。

フジタ

お話していても石原さん、お客さんと話しているんだなと感じます。笑

石原さん

そうなんですよ。笑

フジタ

やっぱり実際にお会いして話すことで全然違いますか?

石原さん

そうですね。例えば金属加工をしている会社だったら現地に行って実際に加工しているところとか、そこで働いている人たちの雰囲気とかあるじゃないですか、どんな機械があるとか。

フジタ

説明聞いても想像できないですよね。

石原さん

知らない業種の話なので、そういうのを見ることで分かるんですよね。 なので、必ず基本見に行って、お店だったら周り風景がどうとか周りにどんなお店があるとか、横にある看板はどんなものか、ファミマが下にあるのにロゴもファミマみたいにしたらダメだな、とかですね。

フジタ

なるほど。僕も絶対ではないんですけど、やっぱり「京橋」にお店出すんだったら、京橋のことを知っているデザイナーさんとかもしくはちゃんとその場所を分かろうとしてくれる人が良いなとって思いますね。やっぱり、店舗とかって結局「場所」がありきな部分もあると思うので。

石原さん

今は案外シンプルにメールとか電話でほとんど完結する人が多いかもしれないですね。 うちは逆に打ち合わせめんどくさいって思う人は難しいかなと思っています。

フジタ

お話聞いて作らないといけないって想いが強いんですね。

石原さん

そうですそうです。僕自身ちゃんと話を聞かないと作れないからというのもあるんです。笑

フジタ

でも、一発注者側目線では聞いてもらったほうが安心しますね。 ありがとうございます。では次に石原さんの得意なところをお聞きしたいのですが、お話頂いている通り、ロゴデザインの制作ですよね。

石原さん

そうですね。実はロゴのテイストという意味ではそんなに偏りがなかったりするんです。割とシンプルで高級感のあるデザインを作ったり、女性向けの可愛いやつも依頼によってもありますし。

フジタ

こちらの事例は少しテイストが違いますね!場所によってロゴを作られているんですね。

石原さん

はい!元々そういう依頼ではこの「離島引越し」というのを強みにしてサービスしてらっしゃるので、やっぱり地名がある方が専門性もでますし、地域ごとにちゃんとサイトがあって、それごとにロゴもちゃんと作りたいですという依頼だったんですね。

フジタ

へー!サイトもあるんですね。

石原さん

なので、ただ「離島引っ越し便」というのは全体を統一する名前ではあるんですけど、その中に奄美とか石垣島というのがあって、統一感はあるけど、それぞれロゴがちゃんとあるという感じですね。 モチーフは必ずイニシャルがあって、その地域と関連するものがイニシャルと組み合わさっているという統一ルールはあります。利尻とかは「Ri」で利尻山をモチーフにしていたり、石垣島は「is」だったり、宮古島の「M」は本当にこんな感じの橋があるんです。

フジタ

これもちゃんとヒアリングして作り込んでいるんですね。

石原さん

そうですね。

フジタ

僕の石原さんのイメージはこういうシンプルなデザインが多いなと感じています。

石原さん

そうですね。要素が多いロゴも無くはないんですが、なるべく簡潔な形にして、基本はキーワードを考えて、それをシンプルに表現するという感じですね。

フジタ

視認性とか覚えやすさを重視しているからですか?

石原さん

覚えやすいとか、独自性、あとは普遍性ですよね、作った本人としては10年でも20年でも30年でも使って欲しいわけで、2年3年してリニューアルしたいです。と言われたら、デザイナー側としてはお金入ってくるかもしれないんですけど、ちょっと恥かなぐらいの気持ちはありますね。

フジタ

そういう目線なんですね。

石原さん

なので、今年のロゴデザインのトレンドの記事とかありますけど、そういうのはあまり気にしていなくて、今こういうのが流行っていますとかは言ったことはないですね。このロゴだったら「ずっと使ってもらえる」ってところを考えていますね。

フジタ

確かに1年後潰れるの決まっているお店とかじゃない限り基本は使い続けれるようにって考えますよね。

石原さん

そうですね、Webサービスとかだったら多少、時事性を取り入れる場合もあると思うんですけど、会社のロゴとかが多いのでずっと使ってほしいし、すぐに変えられるのはやっぱり残念ですね。


他では使えないロゴを

フジタ

そうですよね。こちらのロゴとかはどう言った意図でデザインされたのでしょうか?

石原さん

これは南海難波駅の近くにあるホテルなんですけど、ロジホテルという名前が本当に路地から取っているんですね。路地みたいな図になっているのと、路地の路という字の篆書体(落款などに 使用されている書体)しているんです。

フジタ

へー!確かに「路」になっていますね!

石原さん

あれに使われている書体がこんな感じの形の路地の路と、その建物自体が和モダンなホテルなので、和モダンなイメージ。これもお客さんに関連するテーマとか要素を絞り込んでいって、それをシンプルに一つの形にするみたいな。

フジタ

これだって、先ほど仰ったようにずっと使えますもんね。

石原さん

そうなんです、逆にその他の名前のホテルとかは使えないはずです。このホテルだから使える。

フジタ

そうですよね。他に使えないって大切ですね。

石原さん

この会社だから「これ」みたいな。そうしようと思うとちゃんと話をしないと。

フジタ

分からないですよね。

石原さん

そうなんですよ。僕はラフスケッチをいきなり描かるタイプではないんですよ。 ヒヤリングをして、それを全部テキスト化して、内容をグループごとに分けて、これはデザインに関わる情報とか、これはビジョンとか全部グループ化して優先順位をつけていって、優先順位の高さごとに色を変えたりするんです。必ずテーマを決めてから描き出すんですね。


説明できる案を

フジタ

鉛筆とかで描かれるんですか?

石原さん

そうですね。鉛筆とかボールペンです。逆に僕は発想力というか芸術的な創造力にそんなに自信がないタイプなんですよ。直感ですぐできましたー!ってできるタイプじゃないと思っているので、逆に話をしっかり聞いて決めないと、先に自分で導いていかないと、作れないなというのもあってけっこうガチガチに決めていくんですね。 その中でこれはちょっと高級感を強めにしました、これは高級感はあるけどちょっと親しみやすさも出していますとか。捨て案というのは作らないです。

フジタ

ちゃんと意味ごとに作ってるんですね。

石原さん

3案出すにしてもどれになっても良いようにしています。

フジタ

えー、すごい!

石原さん

打ち合わせしていた時と全く違う提案を出すこともありますけど、それは外れた案を出すとか驚かせるつもりじゃなくて、自分はこういう回答を導き出したから、提出しているわけで自分はこれを本心でいいと思っています。 案件によって3案とも割とお客さんの思った範囲内のこともあれば、突飛な案もあったりしますが、必ず一案はびっくり案を入れるってことはないですね。

フジタ

びっくり案があっても結局、色々考えた結果そうなったってことですよね。

石原さん

そうです。でもそれも必ずなんでそういう案になっているのかちゃんと文章で伝えないといけないと思っているので、これはあまり堅いイメージじゃないと思うので角をちょっと丸くしてますとかね、そういうのを書いて理由をちゃんと説明しています。 赤って言われていたけど青出したりとかっていうのも必ず理由があって、びっくりさせるために出すんじゃなくて赤って聞いてたけど、クリーンなイメージを出したいということだったんで、僕は青のほうがいいと思います。みたいな感じで提案しますね。

フジタ

石原さんにロゴをお願いしたことのない方とか、ロゴを使ったことがない、デザインってあんまりよく分からないって方は、ロゴってそんな風に考えて作っているのとびっくりすると思います。

石原さん

そうですね。動機としては気軽で名刺とかを作りたい人が多いのは多いので、中にはめっちゃ考えている人もやはりいるんですけど、ほとんどの人は今までなかったからとかちょっとあった方がいいかなという気持ちぐらいではあるんですけど、そこでやっぱり作らせてもらったらどういう効果があるか、どういう印象を感じさせるべきかというのは考えないと。

フジタ

仕事をする上で大切にしていることをいつもお聞きしているのですが、まさしく今お伺いしていることですよね。

石原さん

そうですね。ちゃんと話を聞いて、お客さんにとって必要なものを形にしていますね。 なので、あまり僕も作風みたいのが出るのってそんなにないんじゃないかと思います。悩みどころではあるんですけど。

フジタ

なるほど。

石原さん

難しいところで独自性がやっぱりないと記憶に残らないデザインになっちゃうんで、かといってシンプルではあって欲しいというところで無難にまとまっちゃったりするので。「ロゴ日記」始めたときはそういう表現をいろいろ考えてみよう、とかやったことないことをやってみようみたいな想いで始めました。

フジタ

そういう動機だったんですね!少し苦手というところはちょっとキャラクターなんですよね。

石原さん

そうですね、かわいいデザインとかワンちゃんモチーフにとかぐらいはできるんですけど、本当に彦にゃんみたいなキャラクターまでいくと、他の人にまたお願いするんじゃないかな。笑

フジタ

とりあえずおまかせみたいな案件もちょっと苦手…?

石原さん

そうですね、苦手というか作れなくはないですけど、どうしてもイニシャルをカッコよくしました。ぐらいしかできないというか。だから返事がすごい短い人とかあまり相性良くないかもしれませんね。

フジタ

ありがとうございます。 では、これからどういった方と一緒にお仕事されたいとかありますでしょうか?

石原さん

こちらからお客さんに要望などは特にはないのですが、お任せって方も、話していくと想いが溢れてくる人とかも多いので、そこは逆に僕のサイトとかをご覧いただいて、石原にお願いしたいと思ってくれる方でしたら全然気にしていません。

フジタ

話してみたら確かに考えていることがいっぱい出てきたりしますよね。

石原さん

偉そうに言うとちょっと何かしらの理由があって石原にやってほしいみたいな人だったらありがたいなていう。

フジタ

記事を読んでくださって石原さんにお願いしたって方絶対いると思います!

石原さん

ありがとうございます。笑

フジタ

最後に記事を読んでくださっている方にメッセージがあればお願いします。

石原さん

そうですね、興味を持っていただけるのは嬉しいことなので、まずは気軽にお声をかけてください。声かけたからってお金が発生するとか、絶対にお願いしないといけないなんてことはないので、気になるときは全然僕に限らずいろんな方のデザイナーにお問い合わせしてもいいと思います。 打ち合わせに行って結局他のところになりましたとか別に悪いことではないし、当然のことですから。

フジタ

相性とかもありますもんね。

石原さん

そうですね。もし選んでいただけたらそれは一生懸命頑張ってやりますということぐらいで。

フジタ

是非よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました!

石原さん

ありがとうございました。

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