桜の名所として有名な歴史あるスポット「円山公園」

祇園・八坂神社と知恩院に挟まれるようにある円山公園。普段から気軽に訪れることができるスポットですが、春はまるでべっぴんさんがお化粧したかのような、華やかさを一層増す公園です。

もともとは八坂神社や周辺のお寺の境内だったところが明治時代に京都市の管轄になり、円山公園として開かれました。2023年現在136年の歴史がある、京都市内で1番古い公園です。デザインしたのは庭師・小川治兵衛(7代目)。ひょうたんの形をした池と広大な敷地が特徴で、桜の数はおよそ650本。満開の頃は屋台が並び、縁日気分を満喫できます。

公園の中央にそびえ立つ一本桜は「祇園の夜桜」(祇園しだれ)として有名な、一重白彼岸枝垂桜(ひとえしろひがんしだれざくら)。初代の遺伝子を引き継いだ2代目で、植樹して74年がたちます。

迫力のある桜を背景に、写真を撮る人が多く集まります。暖かい陽の光の下の桜も美しいですが、夜に観賞するのも趣がありますよね。


【円山公園】
住所:京都市東山区円山町
電話番号:075-561-1350(公財)京都市都市緑化協会
公式HP:https://kyoto-maruyama-park.jp

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