こんにちは、KYOTO LETTER編集部のフジタです。このメディアは何を隠そう”クリエイティブ”に着目したメディアなので、僕ももっと”アート”で”クリエイティブ”な体験を行いたいと思い、ひたすらググってみると「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」の文字を発見。これは僕が今求めている、”アート”で”クリエイティブ”な体験ができると思い、まずは公式サイトを確認しました。
フジタ
まずはサイトを拝見。
わ、TOPのビジュアルめっちゃかっこいい。 とりあえず、概要見てみよ。
「国内外の「EXPERIMENT (エクスペリメント) = 実験」的な舞台芸術を創造・発信し、芸術表現と社会を、新しい形の対話でつなぐことを目指しています。」と………超面白そう。 お、ディレクターズメッセージもあるのか。
…僕には難しいので「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」のスタッフの方に教えていただくことにしました!
ん、何だろうあれ…。
豊山さん
はじめまして、広報の豊山です。
(あ、絶対この方が担当の人やな…) はじめまして、ご連絡したフジタです。 早速ですけど、これは…ジェットコースターですよね?
こちらはオスカー・ピータースというオランダのアーティストの作品なんです。芸術祭のイベントは劇場や屋内で観てもらったりすることが多いのですが、こういったオープンな外の場所でもアートと交流ができる場所「ミーティングポイント」としてこのようなものを作りました。ここではトークイベントやフェスティバルの情報発信をしています。舞台公演の前後に、ふらりと立ち寄ってほかのお客さんと感想をシェアしたり、アーティストやスタッフとの交流の場としても活用して欲しいです。
なるほど。確かにこれは子供でもアートを楽しめますね。これはどういうアートなんですか?
えーと…「The Moving Mountain」というタイトルなんですが、見たまんま、動く山をイメージした巨大なローラーコースターです。皮肉的な意味も込められているんですが、まずは何も考えずに見て楽しんでいただければと思っています。
最高ですね!笑
・・・? 何も乗ってなかった木の板に変な金ピカが乗っているんですが… あ、滑った。笑
<周りのスタッフさんも笑っている>
笑 実はですね。公募コンペティションでコースターの上を走る【ライダー】のプランを〈伝統工芸〉〈現代美術〉の2部門で募集したんです。で、選ばれたのがこれです!
笑! 期間中この子達が走るんですね。笑
はい。笑 そしてこの子が制作者のオスカー・ピータース 自身の作品です。
(この子が1番やばいやつやん…。)
多分なんですが、多分ですよ?走ったらブンブン動くんです。笑
…?!
私たちもまだ走らせたことがないんですが…さすが制作者、1番このコースターの構造をよくわかってるんです。
…あ、ここの支点が1つだから、抵抗で揺れるんですね! なんだかわからんけど見てみたいです!笑
ありがとうございます。笑
そういえば、今回ロゴがとても素敵だなと思いました。小池アイ子さんがアートディレクターをされているんですね。
はい、前回からアートディレクターが小池アイ子さんに変わりました。プログラムだけではなく、デザイン面も「EXPERIMENT=実験」的なことに挑戦しています。このロゴが生まれたとき、ちょうどコロナが拡大していった頃で、今までとは違う世の中になって、いろんなイベントが中止・延期になって未来が見えない不安と葛藤がありました。小池さんもすごく悩んでいたのですが、そんななか期待や愛をこめてつくられたロゴです。
その葛藤がとてもよく表現されていて、とても大好きです。 豊山さんはこのイベントをどのような方々に触れてほしいと思っていますか?
今回、国内外から集まってくれたアーティストは個性的でコアなファンを持っている方が多いですが、子ども、近所のおじちゃんおばちゃん、幅広くいろんな方たちに気軽に来てもらいたいです。
ありがとうございます。では、早速次の会場へ!気軽に体験してきます!
■ヴォイス・オブ・ヴォイド—虚無の声
作品では主に、京都学派の4人の思想家が真珠湾攻撃の直前、1941年11月末に京都・東山の料亭で行った座談会の記録と、同時代の関連テクストや証言を読み解いていく。結果として、太平洋戦争を思想面で支えたと批判も受ける京都学派だが、ここで行うのは歴史の単純化でも、論理の糾弾でもない。3Dアニメーション、日本のアニメの美学を融合させたVRによって、鑑賞者をアニメーションの登場人物へと同一化させながら、「歴史の再演」を目撃させていく。●日時:2021年10月1日 (金) - 2021年10月24日 (日) 10:00~20:00※10月1日(金)のみ10:00-21:00※新型コロナウィルス感染拡大まん延防止のため開館時間が短縮となり、これに伴い開廊時間が変更になりました。●会場:京都芸術センター ギャラリー南、大広間、制作室4、和室「明倫」ほか
前田さん
こんにちは〜、前田です。
はじめましてフジタです。あれ、豊山さんは?
ここは私がご案内します!(キリッ)
僕…何を観るかも分かってないのですが大丈夫ですか?
大丈夫です。因みに「ホー・ツーニェン ヴォイス・オブ・ヴォイド—虚無の声」というイベントです。完璧に周ろうとすると3時間くらいかかるので、いい感じに様子みながら…。笑
3時間!?いい感じにですね!笑 了解です! ここ、元々小学校があったところですよね。雰囲気がありますね。
そうですねー!あ、着きました。では私はここで待っていますね。
※写真は撮りましたが伝わらないので、簡単な説明。
「囁きイケボイスと(3Dアニメにて)監獄にいるおじさんを観る」約20分くらい居る。
あ、すみません。普通に没入していました。
-この間、前田さんはただただ前で待ってます-
いえいえ!意外と観ちゃいますよね。
理由は分からないですが、そして言っている内容も完璧には分からないですが、前田さんを20分余裕で待たせてしまうくらい面白かったです。
笑 はい、次はここです。
ありがとうございます。(お、次は完全な教室)
!?!?!?!?
「囁きイケボイスと(3Dアニメにて)空に飛ぶザクっぽいやつを観る」約20分くらい居る。
いやー、すみません。いい感じの塩梅で出ようと思ってはいるんですが、完璧に全て観ちゃいました。
あ、いいですよ!びっくりですよね。
普通に楽しかったです。(真顔)
次はここです。
和室!?とりあえず、行ってきます。
※写真は撮りましたが伝わらないので、簡単な説明。「囁きイケボイスと4人のおじさんが和室内で会議している」約20分くらい居る。
すみません…ここが1番没入感が大きくて…。
楽しんでいただけて嬉しいです。
(前田さん、優しすぎないですか?)
では、次はラストのVRです!!
楽しみです!!
-VR装着の説明を受ける-姿勢で場所が変わる!?
※写真は撮れないエリアだったので、簡単な説明。
「今までの3箇所の展示をVRで追体験できる最高の展示でした。今まで体験したどのVRとも違って、姿勢によって空間を移動できます。(姿勢自体も没入感を促進する効果がある)
まさにその場に自分も存在しているという体験と、ずっと流れているテクストが表現する思想の意味合いを”体験”する展示です。」
-------------------------約30分後-------------------------
!! 没入感やばかったんですが?(かなり興奮ぎみ)
ですよねー。立つと空が凄いですよね!!
このレベルが無料で体験できるなんて、「KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN」最高に楽しいイベントでした! KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN」では、今回体験させていただいた展示以外にも様々な舞台やワークショップなどを行っているのでぜひ参加してみてください。そして、今回ご好意で関かおりPUNCTUMUN『むくめく む』の参加チケットをKYOTO LETTERの読者の方に2名1組様にチケットプレゼントをいただきました。 詳細は下記の概要をチェックしてください。
■KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 AUTUMN 「KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN」は「もしもし?!」がキーワード!新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンラインでの対話や創作など、目の前には存在しない、不在の身体に呼びかけることが多くなったこの1年半。いまここにいる / いない他者の声や、いま起きている / 起きていない音にいかに耳を傾けるのか、これまで以上に問われているのではないでしょうか。「もしもし」と呼びかける主体はわたしなのか、それともわたしは呼びかけられているのか。そして、見えない「もしもし」の向こうをいかに想像していくのか。声・音・語り・静寂など多様な切り口から、これらを問い直す作品群の上演、リサーチ、エクスチェンジによる3つのプログラムで、見えない声、聞こえない音を発見していくことを目指します。関西地域をアーティストとともにリサーチし未来の創作基盤につなげていく「Kansai Studies」、国内外の先鋭的なアーティストによる作品を上演するプログラム「Shows」、トークやワークショップなど鑑賞とは異なるフォーマットで、舞台芸術に限らず先端的な思考に触れる「Super Knowledge for the Future [SKF]」の3つのプログラムでフェスティバルを展開します。
■会期2021年10月1日 (金) – 10月24日 (日)
■会場ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、比叡山ドライブウェイ ほか
■チケット情報 各公演チケット発売中!料金(前売):一般 1,500〜3,500円、ユース(25歳以下)・学生 1,000〜3,000円、高校生以下 500〜1,000円、ペア(前売のみ)4,500〜6,500円[演目によって料金は異なります]
チケット取り扱い:KYOTO EXPERIMENT チケットセンター(11:00–19:00、日曜・祝日休[フェスティバル開催期間中は無休])オンライン|https://kyoto-ex.jp(セブン-イレブン引取)電話予約|075-213-0820(セブン-イレブン引取)窓口|京都市中京区少将井町 229-2 第 7 長谷ビル 6F
*オンラインは年中無休、24時間受付 *その他、ロームシアター京都やチケットぴあなどでも取り扱いあり。
対象プログラム:関かおりPUNCTUMUN『むくめく む』ひそやかな音の世界で、時間や生命の密度を描き出す
「むくめく む」とは、“うごめく”や“剥く”、“芽”、命の始まりを表す“産(む)”すなどを意味する古語をつなげたことば。生命がかたちを持つ以前の、神話的世界を想起させるタイトルを冠した本作は、多くの振付賞を受賞してきた注目の振付家・ダンサー 関かおりが率いる、関かおりPUNCTUMUNによる最新作(初演:2020年2月)だ。「身体を無数の点の集合と捉え、丹念に感覚を探っていく」という関のダンスにおけるアプローチは、観る側のわたしたちの知覚も呼び覚ますものだ。ダンサーたちは一瞬一瞬に神経を注ぎ、ゆっくりと、進み、ころがり、うごめきながら、一秒という時間を拡大した世界へわたしたちを誘う。驚くことに、時折、遠くで微かなざわめきが聴こえる以外は、一切の音が使われていないかのようだ。観客は自ずと感覚を研ぎ澄まし、展開を見守ることとなる。いずこから漂ってくる香りも、五感を先鋭化させるための仕掛けだ。こうして少しずつひそやかに、踊るもの、観るものが互いに感覚を共鳴させていった先——いのちの気配や“音”が立ち上り、言葉にならない感情が湧き起こることに気づくだろう。それは、「今」という奇跡の瞬間を見つめ、時間や生きることを問い直す体験なのかもしれない。
開催日時・会場
2021年10月22日(金)~ 10月24日(日)22日(金)19:0010月23日(土)16:30 ★10月24日(日)13:00 ♡︎
★ポスト・パフォーマンス・トーク
♡=託児あり
ロームシアター京都ノースホール上演時間:65分公式サイト:https://kyoto-ex.jp/shows/2021a_kaori-seki-co-punctumun/<応募概要>■1組2名様。(希望の公演回を1回)■応募期間10月6日(水)〜10月17日(日)
応募方法:下記①or②の方法でお願いします。①KYOTO LETTERの公式インスタグラムをフォローの上、該当投稿をいいねで応募完了②KYOTO LETTERの公式Twitterをフォローの上、該当投稿をリツイートで応募完了
<当選発表>
当選者の方には2021年10月18日頃にインスタグラムor ツイッターのDMにてご連絡いたします。
ダイレクトメッセージを受け取れる設定への変更をお願いいたします。
*当選後、当社宛てにご当選者さまのご連絡先をご連絡いただきます。
<賞品送付方法>
KYOTO LETTERより、ご当選者さまに直接ご送付差し上げます。
<注意事項>
*応募はおひとりさま1回限りとなります。*選考時に、アカウントフォロー、本投稿へのいいね等、選考対象要件となる状態を維持いただいていることが確認できない場合、選考対象外となります。*本キャンペーンは予告なく中止または変更させていただく場合がございます。*本キャンペーンにご参加いただくことにより、本募集要項に同意いただいたものとします。(未成年者の方は、親権者に同意いただいたものとします)*アカウントを非公開設定にしている場合は選考対象外となります。*下記に当てはまる場合、ご当選の資格は無効となります。・応募に際し、不正行為があったと当社が判断した場合・通信環境の良くない状態にありDMが不着となった場合・ご当選通知のDMに対し返信期限までに手続きを履行いただけない場合*再選考は行いません。*賞品獲得権利の譲渡はできません。*本キャンペーンの応募に関わるインターネット通信料・接続料はお客様の負担となります。*止むを得ない都合により、応募者に事前に通知することなく、応募期間や賞品内容の変更、またサービスの中止・中断をする場合がございます。*本キャンペーンに参加したこと、または当選したことに起因するいかなる損失、負荷、被害、費用、その他申し立てについてKYOTO LETERは一切責任を負いません。
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