「五山送り火 小皿セット」で
テーブルの上に広がる 京の夏景色



8月16日の夜を迎えると、京都を囲む山々に炎が作る文字や形が浮かび上がります。これが「五山の送り火」。京都の夏を締めくくる風物詩が、暑い夏に使いたい涼し気な小皿になりました。



嬉しい気持ちを伝えてつなぐ「裏具」の雑貨



「京都五山送り火 小皿セット」を販売しているのは、京都・東山にある「裏具」さん。ちょっと聞き慣れない「うらぐ」という言葉には、嬉しいを意味する古語「嬉(うら)ぐ」が含まれています。

裏具さんがあるのは、京都の五花街のひとつ宮川町の路地。お茶屋を改装して作ったお店は、格子窓や犬矢来(いぬやらい)といった町家ならではの外観で歴史ある町並みにしっくり馴染んでいます。

「うれしい気持ちを大切な人に伝えたい時、その気持ちをつなぐ裏方の道具を提案しています」

これが、裏具さんのものづくりのポリシー。

つくっている商品は、オリジナルの紙文具や生活空間を楽しむための和モダンな陶器・ファブリック。手書きで丁寧に思いを伝えたい人や、心落ち着くうつわで日々の暮らしを彩りたい人からの注目を集めている、京の名店のひとつです。



「京都五山送り火 小皿セット」~京都の夏を小皿で再現




「京都五山送り火 小皿セット」は、そんな裏具さんが今回特別に作った小皿のセット。

8cm四方の使い勝手がよい大きさのスクエアのお皿に、山がこんもり突き出しているユニークな形。それぞれの山にはおなじみ五山の送り火の文字や形があしらわれていて、テーブルに並ぶ姿は京都の風景そのものです。

お皿の平らな部分には、松や亀甲、ひょうたんといった縁起のいい模様や、石庭、鯉といった京都の庭を見ているような模様をあしらいました。

すぎゆく夏を感じながら精霊を見送る夜を閉じ込めたような、小さいながらも上品で優しげな表情の小皿です。

<セット内容>

京都五山送り火小皿 5種セット

・大文字・左大文字(松柄)

・妙(瓢箪)

・法(亀甲)

・船形(石庭)

・鳥居形(蓮二鯉)

※かっこ内は皿の模様です

<サイズ>

箱/ H100mm×W443×D37mm

小皿/H80mm×W80mm×D25mm(山部分を含む)

<素材>

磁器(日本製)


夏のおやつに、おもてなしに


琥珀羹(こはくかん)や琥珀糖を乗せて水出しの緑茶と一緒に暑気払い

一口サイズに切った果物も似合います。夏のおもてなしにもおすすめ

縁起のよい柄のお皿はちょっとしたお祝いの席にもぴったり

このお皿に一番似合うのは、やはり送り火がともる8月


ありそうでなかった、立体的な「山」のお皿



五山の送り火は、京都の人々にとって大切な行事のひとつです。

送り火は、お盆にお迎えしたご先祖様たちの精霊を無事にあの世に導いてくれる光。同時に、自分たちの無病息災を祈願する光でもあります。京都の人はいまでも、送り火の光をコップに注いだ水に映して飲めば中風にならない、消し炭には厄除けのご利益があるなど言って、つつがなく過ごせることを願います。

その五山を立体的なデザインに落としこんだ小皿は、ありそうでなかったお皿です。

見ているだけでも楽しいのですが、お皿の上にお菓子や乗せると山の存在感が一気にアップ。何をどう盛り付けるかいろいろ工夫をしてみたくなる楽しさが、このお皿にはつまっています。

お皿の上を使って、京都人が愛する風景を表現する。そんなユニークな発想を感じる小皿には、京都の景色だけでなく心もこもっているようです。


五山送り火 小皿セット
http://www.uragu.com/?pid=156176550



writer:鶴原早恵子
photographer:徳田音夢

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