松栄堂は創業３００年を超える京都の香老舗。京都には4店舗あり、その実績や信頼から、京都のみならず大阪・東京・横浜、札幌や海外にも進出しています。仏壇用のお線香から日常で使えるお香まで幅広く商品を取り扱っており、多くの方から愛される名店です。
京都にお住まいの方なら「松栄堂」という名前を一度は耳にしたことがあると思います。創業300余年の歴史を持つお香専門店である松栄堂。その特徴とは一体何なのでしょうか。
「私たちは、素材の調達から製造・販売まで自社で行っています。それによって一貫した商品作りができるので、品質に自信をもってお客様にご紹介しております。」
やはり松栄堂は、「お客様からの信頼」が高いことが窺われる。筆者の私も、お香を始めた際、まず最初に購入したのが松栄堂さんの商品でした。
「私たちは日本の香り文化の情報発信にも力を入れていて、京都本店に併設されている薫習館は、お客様が楽しみながら香りに触れることのできる施設となってます。」
「香り」とは実際に体験してみないとわからない情報です。薫習館は、様々な香りを体験できる入館無料の施設。１階には「香りのさんぽ」と呼ばれるスペースがあります。
ここでは天井から下がる白い箱に入って香りを体験したり、実際に原料となる香木などを見ることができます。散歩をするように香りに触れ、お気に入りの香りを見つけてみてください。
松栄堂のお香には多種多様な香りがあります。その中でどれを選べばいいのか悩みますよね。そこで私が注目したのはXiang Do（シァンドゥ）シリーズです。
「シァンドゥシリーズは、ローズやラベンダーなどの花の香りや、柑橘系の香りなど、幅広い香りが揃います。」具体的で想像しやすい香りですので、今まであまりお香を使ったない方には、選びやすいシリーズとなっています。
全て合わせると１９種類もの香りがあり、楽しみながら香り選びができるのではないでしょうか。これからの暖かい季節にはシトラスやマリンなどのさっぱりとした香りがおすすめです。
「他には、京五彩もおすすめできる商品です。５つの香りがセットになっているので、まだ自分の好きな香りに出会えてないという方にぜひ試していただきたいです。」
こちらの京五彩は、天然香料の奥深く表情豊かな香り5種類を詰め合わせたもの。香木をベースにした様々な香りが楽しめます。
「香りの性質上、実際に体験してもらうことが大切なので『お客様との出会いをどう作っていくか』というのが松栄堂としての大きなテーマです」
３００年以上もの間、香り文化の担い手として京都の地にお店を構える松栄堂。多種多様な商品が揃っており、香りの体験施設である薫習館も併設されているので、きっとお気に入りの香りに出会えると思います。ぜひ一度訪れてみてください。
住所/〒604-0857 京都市中京区烏丸通二条上ル東側電話 / 075-212-5590営業時間 / 9：00 ～ 18：00休業日 / 年中無休（年始を除く）Webサイト/https://www.shoyeido.co.jp
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