五感でたっぷり楽しめる古民家カフェ「ACTUAL KYOTO」で癒しのひとときを

阪急「大宮」駅から徒歩4分、嵐電が目の前を通る線路沿いに佇む「ACTUAL KYOTO」。築100年以上の古民家が改装され、アートなこだわりが詰まった内装になっています。

自家焙煎のコーヒーやチーズケーキなどを提供し、その美味しさだけでなく目の前を通る嵐電の音や店内のBGM、目で見て楽しめるアート作品、コーヒーの香りなどを五感でたっぷりと楽しめるカフェです。

古民家カフェ「ACTUAL KYOTO」で癒しのひとときを

2023年4月にオープンした「ACTUAL KYOTO」。飲食店においてサービスや商品と同じくらい建築および空間デザインが重要だという考えから、店内の雰囲気にこだわったお店です。

アートな内装に注目

土壁の亀裂に金継ぎが施されていたり、駒埋め補修が必要な柱には彫刻が埋められてアート作品になっていたりと、元からある古民家ならではの良さを生かした内装が特徴です。何度も補修工事されながら残されてきた建物へのリスペクトを感じます。

ところどころに小さく花が生けられていたり、アートが飾られていたりするなど、細かい箇所まで気配りが感じられるのも魅力の一つ。ぜひどんな工夫が隠されているか、見つけに行ってみてください。

店内の雰囲気

店内には明るい光が差し込み、心地良いBGMと嵐電が走るたびに電車の音が聞こえます。お客さんは海外の方も多いですが、お友達と来ている方、おひとりでゆっくりと来ている方などどんな過ごし方でも、誰と来ても楽しめそうな雰囲気です。

「実体験を大切に」というコンセプトのもと、歴史ある古民家の中で五感をたっぷりと使って過ごすことができます。

2階席やテラス席もあり、また違った気分を味わえます。

ACTUAL KYOTO メニュー

「ACTUAL KYOTO」では、スペシャリティチーズケーキや自家焙煎コーヒー、京都和束産「おくみどり」をたっぷりと使用した抹茶ラテなどの提供があります。

京都和束産「おくみどり」を使用した抹茶ラテ

抹茶ラテは京都和束産の煎茶「おくみどり」を使用。茶葉の本来の旨みや甘みを引き出せるよう、一杯ずつその場で点てて提供されています。

800年前から続く京都府最大の茶産地・和束町で実際に「おくみどり」の収穫から乾燥の工程を見学し、生産者さんと直接話して素材についての理解を深めているとのこと。

チーズケーキは季節限定商品も

チーズケーキは「クラシックバスク」及び「抹茶チーズケーキ」以外にも、季節限定の果物や素材を使ったチーズケーキが楽しめるとのこと。

来訪した際は、モンブランほうじ茶チーズケーキ(セットで1,700円)が提供されていました。

スペシャリティチーズケーキセット「クラシックバスク」をいただきました

スペシャリティチーズケーキセット「クラシックバスク」1,500円

クリームチーズとマスカルポーネが混ぜ合わされた王道バスクチーズケーキ。濃厚な甘みの中にもやや酸味があり、口の中に心地良く溶けていきます。アーモンドのチュイールは香ばしくてパリパリとして触感、クリームの美味しさも格別でした。

セットドリンクはエチオピアのドリップコーヒーを。果実のような甘い香りの深煎りコーヒーです。一杯一杯丁寧に淹れてくださっているのが伝わります。コーヒーのカップは岐阜県多治見市の老舗が作り出す、白磁の土に無釉で仕上げたオリジナルの器とのこと。

次回はぜひ抹茶ラテやカフェラテ、季節限定メニューも試してみたいです。

ACTUAL KYOTO のアクセス

阪急「大宮駅」から徒歩4分、嵐電「四条大宮駅」から徒歩4分。

壬生川通四条交差点を南下し、嵐電の踏切を渡って東に細い路地を進むと入口があります。外には店名などの表示がありませんが、テラス席とガラス張りの入口が目印です。

踏切側から見た「ACTUAL KYOTO」

細い路地を東に進み、テラス席とガラス張りの入口が目印です。


【店舗情報】

ACTUAL KYOTO 

住所:〒604-8811 京都市中京区壬生賀陽御所町20番地2
阪急「大宮駅」から徒歩4分/嵐電「四条大宮駅」から徒歩4分
営業時間:10:00~18:00
定休日:火
支払い方法:3,000円以下は現金またはPayPayのみ(3,000円以上はカード決済可)

詳しい営業時間は公式instagramをチェック
@actual_kyoto

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