はじめまして。京都と大阪の府境にある大山崎という小さな町で料理教室と暮らしの雑貨店「レリッシュ」とオーガニックカフェ「レリッシュ食堂」を営む森かおると申します。今回からKYOTO LETTERさんでコラムの連載を担当させて頂きます。よろしくお願いいたします。
では、早速。私が今の料理教室を始めたきっかけからお話ししましょう。一番大きな影響はと尋ねられたら紛れもなく我が子の誕生と答えるでしょう。日々母乳だけでどんどん大きくなっていく我が子を見て、身体は食べ物で出来ているのだ、という当たり前のことに気付かされたのです。私の食べたもので母乳の出方までもが変わる。これには参りました。ということは子供の未来は私が選択したもので決まるの?そんなことを託されてしまってるってこと?これは大変なことだ!こうした思いが私の料理教室の軸となりました。身体はもとよりこの子達が生きていく未来の地球環境にも負荷がかからない食とは何か、そしてどうせなら楽しく無理なく続けていける方法はないか、そうした想いでかれこれ20年以上料理教室を続けています。ちょっと大袈裟かしらね。
そこで、日本の昔ながらにある調味料を見直し始めたのです。それはなぜか。味噌、醤油、味醂、酢、出汁…。これらすべて島国日本の風土にあった活きた菌から出来た発酵食品。なんて素晴らしい!けれど、こんな身近に私たちの身体、環境に合ったものがあるのに、実は昔ながらの製法で作られた本物はどんどん失われつつあるのが現状です。いわゆる便利な加工調味料にとって変わられてしまったわけです。
毎日の家のご飯の中でそんなことを少しだけでも知る、見直すきっかけを私は伝えていかなければ!と誰から頼まれたわけでもない使命感で、今日もまた暑苦しく語ってしまうのでした(笑)これから月に一度、食と暮しをベースに綴っていきたいと思います。題して「今月のレリッシュ食堂のひとさら」
蒸しキャベツのボロネーゼ風(作りやすい分量)■材料 キャベツ 1/8個合挽き肉 50g玉ねぎ 1/4個トマト缶 50g
にんにくオイル 小さじ1/2イタリアンパセリ 適量パルメザンチーズ 適量オリーブオイル 適量A みりん 小さじ1 しょうゆ 小さじ1 塩コショウ 少々 ナツメグ 少々■作り方① キャベツを1cm幅に細長く切り、茹でるか、蒸すなどして加熱し、オリーブオイルをかけておく。② みじん切りした玉ねぎ、挽き肉をにんにくオイルで炒め、トマト缶とAを加えて煮る。(にんにくオイルはにんにくのみじん切りを米油でつけたもの )③ ①に③をかけ、刻んだパセリとパルメザンチーズをふる。
簡単に作れるのでぜひおうちで作ってみてくださいね。
ではでは、また。
レリッシュ 森 かおる
Relish
〒618-0071京都府乙訓郡大山崎町大山崎竜光49番地Tel.Fax 075-953-1292
web site www.relish-style.cominstagram https://www.instagram.com/relish_kyoto/
10:30~17:00(毎週土曜は8:30~)
定休日
毎週月休(祝日・10日は営業)月祝の翌日休 夏期・冬期休業あり
Relish食堂
〒618-0071京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田20-14-1F
TEL 080-2522-4468
Instagram https://www.instagram.com/relish.shokudo/
営業時間11:00~16:00(ラストオーダー15:30)
定休日毎週日曜・月曜(祝日は営業、翌火休)第2火曜 夏期・冬期休業あり
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