京友禅ブランド SOO-ソマル-

KYTOTO LETTER 編集部

京都で生まれた京友禅ブランド「SOO-ソマル-」では、京都の伝統を守り京友禅の魅力を伝えていくため、京都でのみ買うことのできる本物の京友禅製品を製造・販売されています。 普段は京友禅の染め物屋を営んでおられるという、SOO-ソマル-の代表・日根野さんと、副代表・関谷さんにお話を伺いました!

【SOO -ソマル-とは】

SOO -ソマル-は、京都の伝統的な染色技術を活かした京友禅のブランドです。めがね拭きやスマホ拭きなど、日常生活で使いやすい本物の京友禅製品を制作しています。

普段は着物を専門に染色している京友禅の染め物屋4軒が協力し、2016年の11月15日、「着物の日」に正式に立ち上げられたSOO -ソマル-。生活様式の変化に伴い、着物の需要や京友禅を手に取ってもらえる機会が減り続けていることを受け、「もっと気軽に手に取ってもらいたい」という思いで生まれました。

【SOO -ソマル-のこだわり】

左から、副代表の関谷さん、代表の日根野さん。

SOO -ソマル-の製品は、着物と同じ生地を使い着物と同じように染められた、本物の京友禅。

京都の伝統を守り、京都ならではのお土産として愛されるよう、「京都市内でのみ買うことができる」ということにこだわっています。そのため、ネット販売や京都以外での販売は一切行っておらず、一軒一軒に足を運んで信頼関係を結んだ京都市内の取り扱い店でのみ販売されています。

【看板商品】

着物と同じ生地を使用し、京都の染め職人によって染色された、本物の京友禅。

看板商品の「おふき」は、着物に使われている正絹(しょうけん)生地のなかから、メガネ拭きやスマホ拭きに最適な生地を選び、京都の職人による高い染色技術で染色されています。絹は、静電気が起きにくく、埃や細かい繊維もつきにくいので、眼鏡やスマホの画面を拭くのに最適な素材なのだそう。

祇園祭をモチーフにした柄や、京都の神社とコラボした柄などたくさん。おふきとの出会いは「一期一会」だそう。

またパッケージには、着物を保管する際に湿気などから着物を守る「たとう紙」が使用されています。

ほかにも、スマホを拭くのに適した少し小さなサイズの「おふきmini」や、メッセージを添えてそのまま郵便物として送ることのできる「okuruおふきmini」なども。

【さいごに】

京都の伝統産業を守りながら、現代に合わせた京友禅の製品をお届けするSOO-ソマル-。京都でしか手に入らない「おふき」で、京友禅や京都の伝統を感じてみてくださいね。

 

京友禅ブランド SOO-ソマル-

<直営店>
住所:京都市上京区室町通丸太町上る大門町259 株式会社関谷染色内
TEL:075-222-0381
営業時間:月~金 9~17時
土・日・祝日休み
ブランドサイト https://soo.kyoto

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